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天使が舞い降りた! - 2012.08.07 Tue

天使が舞い降りた!!
そう、我が家に新しい家族が増えました!
体重2680g 身長47.5cm の男の子です。
実は今日、生まれる事は予めわかってたんです。うちは帝王切開と決まってたんで。
そして、この日を迎えるにあたって自分の中で色々と葛藤がありました。
嫁さんは『仕事にいきや!』と僕に言った。二度目だからとかでなく、それが嫁にとっての僕への配慮でした。本音は言わなくてもわかってました。
『付いといてほしいけど…』と。
悩んだあげく、僕は嫁の選択を信じていつも通りに会社に行きました。会社の上司はこんなときやから休んでもいいぞという人ではない事を嫁は知っていたんです。
僕はいつも会社に6時45分に出勤します。始業は8時30分。1時間以上も早く行って何をしてるのかというと、違う部署に『兵庫の匠』と呼ばれる方がいます。僕は他部署ですがこの方に弟子入りを志願して毎日、匠の技と精神を学んでます。僕はこの方の事を『親方』と呼んで尊敬しています。
その親方に今日生まれるんですと話したら、『なんで会社来たんや!お前はアホか!段取りだけして目処がたったら手術に間に合う時間に帰れ!アホ!』と怒鳴られました。
てっきり逆に男は仕事やと言われると思ってました。
普段は仕事の鬼で大変、厳しい職人ですが親方は人の優しさを持った匠でした。
その言葉で僕は決心が着きました。
僕は直属の上司の不況を買うことを恐れて判断を誤り、一生後悔するところでした。
生まれてくる子は、きっとわかってくれるだろうと勝手な解釈もしてました。
読者の方には賛否両論あるでしょうが、僕は早退を決意し一路、病院へ!
病院に到着。看護士さんに嫁の病室を聞く。病室へ向かう。嫁と対面。
『パパ!仕事は?』と驚く嫁。
『大丈夫、目処たてて帰ってきたし、明日から頑張るから大丈夫』とニッコリ笑顔で返した。安心した様子の嫁を見ることが出来た。付き添いは僕しかいなかった。来てよかった。誰もいないんじゃ寂しいし、心細いですもんね。
そして、12時45分、手術に送り出した。気丈夫な様子の後ろ姿をみて、さすが我が嫁さんと感じた。13時に始まる。一応、万全は喫してもらってるが万が一があるため、母子共々、元気な姿を見るまでは落ち着かない。
前回よりも時間がかかっている。切開してから24分後に声が聞こえた!元気な泣き声。生まれた!
でも時間がかかりすぎたら出血で母体が危ない。
更に20分後、看護士さんが新しい生命を手にこちらへ来た。『お母さんも大丈夫ですよ。もうすぐ終わって出てきますよ。元気な男の子です、ほらっ』と僕に抱くように優しく差し出す。
初対面。僕は新しい息子にこう語った『やっと逢えたね、パパやで』と。
更に20分後、嫁が出てくる。今回はかなり痛いらしく、辛そうな顔。そのまま病室へ。15分後、一旦、保育器に入っていた赤ちゃんを看護士さんが病室まで連れてきてくれる。我が子を初めて抱く嫁。今回の方が大変な出産だったからか実感があるらしい。表情が柔らかです。完全に母の顔ですね。
僕はこの瞬間を見てようやくホッとしました。そして嫁に『ママ、ご苦労様。偉い!』と言い、心の中で『ありがとう』と言いました。
その後、上の子を保育園に迎えに行って再度、病院へ初めてみる弟にもうすぐ2歳の息子は理解が出来ない表情です。ママに抱かれてるのが気に入らない様子。早速、赤ちゃん返りですかね。
初めての家族の対面も果たし、上の子は嫁さんの実家へ送り届けて、嫁から要求があった品を買い揃えて、三度目の病院へ
その後、面会時間を少しオーバーするまで付き添い帰宅。
帰ると上の子が寝ないでおじいちゃんおばあちゃんを困らせてましたので、交代して寝かしつけ。ママの事を思い出させないように気を使いながらなんとか寝かしつける事が出来ました。
僕もヘトヘトに疲れてました。
2人目の出産だから周りは当たり前っぽい感じだったんですが1人目でも2人目でも生まれてくる時のリスクは変わりはありませんので、五体満足で生まれてくることがいかに有り難いかを今回も実感致しました。
これから先、僕は嫁さんと2人の息子のために頑張って働かないといけないなぁ~と思いつつ、プラモはどうなるんやろっと疲れ果てた頭で考えながら寝落ちしてました。
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